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◆明証的懐疑主義◆
―――詰まらない事で悩んでないで。
―――そもそもこの世の全てを還元して行けば、『意識』が境界線のどちらに在るかの問題。
――――――眞實は無、何も下らない事で泣く必要は無いのさ。

そう云った君はその一時間後には私の中に入って居たけれど、この行為には果たして『意識』なんて云う付属品が在るんだろうか。
快楽に意識の境界線なんて在り得ないよ。
眞實が無なら、有を生もうとせんが為の行為なんて必要無いでしょう。
愛情の無い交ひなんて因数分解も出来やしない。

何が残るの。答なら『記憶』しか残らない。
紅く爛れた火傷みたいに、何時までもじくじくと疼く様な痛みを伴った甘い記憶だけ。
それに追随する意識は只の邪魔者で、美しいものを穢さんとする以外の何物でも無い。

それで、私が何を云いたいのかと云うと。
そう、偉そうに哲学を持ち上げてから、それを無かった事にしないで欲しいと云う事。
一瞬でもその欠片を信じたあたしを、勝手に裏切らないで欲しいって事。
禅問答のような事をしておきながら、私の安っぽいフェロモンに跪く意気地無しだと思わせないでって事。
そう、莫迦にしないでって云う事。貴方自身も私自身の事も、莫迦にしないで欲しい。
こうやって摩る事で。

どうしてこんなに文句ばかり並べるかと云うと、それは私が未だ無の境地に至って居ないから。
彼岸と此岸の違いがわかって居ないから。
貴方の事を少しでも解りたいと想うのに、貴方は云う、
―――白が黒に成ろうだなんてナンセンスだよ。
果たして其れが眞實なのか、私には解らない。
だって私は女だから、灰色の時だってあるもの。
君だって男だから、灰色の時はあるでしょう。

我想ふゆゑに我在り。
デカルトは眞實が無だなんて云ってない。こんな事ちっとも還元主義的じゃあない。
積極的懐疑。私が今抱いているものすべて。
だけど私はデカルトの思想を全面的に肯定するわけじゃあない。
だけど貴方の云っていた事はその哲学に一番近かったから、それに賛同しただけだ。
明証的な其の言葉は神と慾望の前ですぐに裏切られたけれど。
コギト・エルゴ・スム。
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[2010/02/08 01:17] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
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*My Blue Heaven*


私の記憶の中から、思い出せる限りの事を『小説・文学』カテゴリに。   私の現在を、『ブログ』カテゴリに。

プロフィール

遊

Author:遊
Name:百瀬 遊(Yu Momose)
Birthday:01/28
Blood type: B
Sex:F

●がタイトルにつく場合ブログ、
*がタイトルにつく場合が小説です。

◆初期小説は、書き下ろしのノンフィクションを載せています。
※カテゴリ別に読んで頂ければ、多少なりわかりやすく表示されると思います。
※表記の多い、自傷、ドラッグ、売春はすでに卒業しています。
ドラッグと売春は犯罪ですので、(今更ですが)やっちゃダメな事です。
自傷は犯罪じゃないみたいですが、周りの人が痛いのであまりお勧めできません。
◆09年8月以降、フィクションを増やしていく予定です。
ノンフィクションの場合は題名に表記します。

※著作権・肖像権の侵害、あるいは転載などは禁止とさせていただきますので、よろしくお願いします。

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