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●おばかさんの独り言・自傷篇●
 この間、ついにやってしまった…^^;
 だめだって頭でわかってたんだけど、体が憶えたことには抗えないもので。
 セルフパニッシュ。自傷行為。って、ナイフで薄皮一枚、ひとすじ切っただけだけど。

 おいおい、これ以上傷を増やしてどうするよ。。。
 両腕(特に右は一面びっしり)白い傷だらけの上に、さらに赤い傷。

 でもどうしようもなかった。外でパニック障害の発作が起きたのは約2年振りで、
 家だったらふとんの中に逃げ込んで二酸化炭素を吸っていればいいけれど、
 職場だったからどうしようもなくて、薬のんでもぜんぜん効かなくて、
 苦しいのを忘れるために、わざと怪我して血を観た、そんな感じ。

 と言う風に書くと、わたしの精神状態がとても不安定なようだけど、茶番茶番。
 過ぎた事は忘れましょう。
 おばかさんのたわごとですもの。

 今日、心療内科で云われた事は、『切りたくなったら切っちゃいなさい』。
 『一般人が酒を飲んで騒ぐのと同じような効果があるんでしょうから我慢しないで切りなさい』。
 『もちろん、致命傷になるような切り方はお勧めできませんが・・・』

 その通り、だと思う…w

 お仕事は全てお休みをいただいている。
 そう書くと、とっても深刻そうだけれどわたしは元気。

 だって、もうすっかり落ち着いて、小さな傷もかさぶたはがれてきたもん。
 以上、おばかさんの自傷独り言ショウでした~。。。  
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[2009/09/30 00:25] | ブログ | コメント(0) |
●おばかさんの独り言・恋愛篇●
 最近、恋愛の事ばっかり書いている気がする。
 それもそのはず、わたしには今、好きな人がいるから。
 お互い結婚してて、しかも相手は(推測)奥さんとは別居してて、美大生の『かわいいひと』がいる。
 彼は私生活についてあまり語らないけど、前に呑みに行った時に、うっかり口を滑らせた。ばかなひとだ。
 あまり気にならないけど。
 わたしと顔を合わせている時に、心から笑っていてくれればそれでいいからね。
 だけど、最近やりとりするメールでは、期待させるような事をたまに送ってきたりするから、そんな事に翻弄されて過ごしている気がする。
 『今日は可愛かった^^』とか…
 ねぇちょっと待って!期待してしまうんですけど!!
 今日は、そんな、おばかさんのたわごと。

 私は結婚生活送るなら今の旦那に何一つ不満は無いけれど(寧ろ感謝でいっぱいだ)、じゃあ意中の彼に対する気持ちは何だろう?って考えたら、恋愛感情以外の何物でも無くて。
 それなら旦那に対する気持ちは?何で結婚したの?って訊かれたら、『一緒にいて楽だから』の一言に尽きてしまって、異性としてどうだとか惚れた腫れたとか一切無くて。 
 旦那は空気。酸素。なくてはならないものだけど、当たり前にあるから当たり前に呼吸するような存在。
 きっと、無くなったら窒息して死んじゃうんだと思う。

 好きな人は、依存性の高いドラッグみたいなもの。
 一緒に生活するなんて、人類が滅亡して地球に二人きりにならない限り、ありえない。
 それでも、無くならないように、何が何でもあらゆる手を尽くして繋ぎとめておきたい存在。一度その味をしめたら廃人になるまで虜にするような怖い存在。
 まだ食べてないけど(笑)。

 難しいや。行き詰まっているから、こうして公共の場(??)で吐露しているんだろうな。

 以上、おばかさんの恋愛独り言ショウでした~。。。  
[2009/09/29 19:41] | ブログ | コメント(1) |
●髪を切ったのでした●
皆様今日和。髪を切った百瀬です。

この間少し切ったのと合わせて40㎝切った!

今朝起きて、寝ぐせにビックリ。

もうちょんちょんにはねてました^^;

自分で切ったんだけど、透きばさみで毛束を捩じっては切り×繰り返し。

後ろがきちんと切れていなかったみたいで、ある人に手持ちのナイフでさくさく切ってもらいました^^

首筋に冷たい刃が当たるのが大変快感でございました(笑)。

こういうスリル大好き。刃を横に引けば殺せちゃうぞ、っていう(笑)。

でもひっかき傷の一つもつけずに、きちんとうなじまで剃ってもらった。

癖になりそうだ。。。ネタになりそうだ。

と、いうわけで、しばらくおかっぱで過ごします♪

腰まであった髪、くだらない記憶とともにおさらば。
[2009/09/29 12:14] | ブログ | コメント(0) |
*神様*
the sun
 神様なんていない。許しを乞うなら自分に。

 どうか、赦して下さい。
 あなたの事を、愛する事を。あなたの事を、夢見る事を。
 あなたが笑うと幸せを感じる事を、あなたの傍に居たいと願う事を。
 どうか、赦して下さい。

 お互いの事情という鎖でがんじがらめになって、
 あたしたちは抱き合うことすら出来ないまま。
 許しを乞うなら、自分に、周りに、世間に。
 でも、誰が許してくれると言うの。

 あなたを愛する事で傷つくのはきっと、良心の呵責なのだろう。
 あなたを愛する事で傷つくのはきっと、あたしとあなただけじゃない。

 どうか、赦して下さい。
 あなたのこころに、触れる事を。あなたの声に、癒される事を。
 あなたが眠ると寂しさを感じる事を、ずっとあたしの傍にいて欲しいと願う欲望を、
 どうか赦して下さい。

 今日もまた、日が昇る。
 朝がやって来ても、考える事は静かな夜と変わらない。
 嬉しい事も、切ない事も、幸福も苦悩も、二十四時間変わらない。

 自分ひとりで抱えて行くには、それは重たすぎる。
 神様、神様、神様さえいれば。
[2009/09/29 03:26] | 短詩 | コメント(0) |
*Dream is a Dream*
heaven's
 ひとりでみる夢は極楽、ふたりでみる夢は墜落、堕落、奈落の底へ。
 ふたりだったら何だって上手く行く筈さ、って舞い上がったって、
 ひとは所詮ひとりで生きているのさ、って真理を覆せないのさ。

 愛し愛されてそれは結構、だけど紐解けば何も、何も無い。
 恋し焦がれてそれで結構、だけど目覚めれば何も、何も無い。

 自分の足でちゃんと立って居るのか。
 この不安定な砂の道の半ばにきちんと、両足を踏みしめて居るのか。
 
 ひとりでいる時間は楽々、ふたりでいる時間は快楽、篭絡、苦楽の連弾。
 ふたりだったら時間だって止められる筈さ、って盛り上がったって、
 それは所詮嘘とまやかし、誤魔化し、茶化し、逃げ出しているのさ。

 愛し愛されてそれは上等、だけど緩めれば全て、全て終わり。
 恋し焦がれてそれは上等、だけど砕ければ全て、全てお仕舞い。

 捻くれ拗ねて云っている訳じゃないのだ。
 わたしはわたしで、あなたはあなただと、ちゃんと自覚して欲しいだけ。

 嘘は、もう厭だ。
[2009/09/28 01:44] | 短詩 | コメント(0) |
◆花籠◆
96
 あなたが最近、自分の事をちょっとずつ話してくれるようになって、あたしはそれがとても嬉しい。
 だけど単純に嬉しいだけではなくて、その言葉を受け取った時に、痛みのようなものを感じてしまう。
 軽い口調で話す言葉の隅々に、脈打ち息づくものが潜んでいるのがわかるから。
 言葉の一つ一つが、花籠に挿される生花のように、静かに生きているのがわかるから。
 あたしにはそれをきちんと受ける器がない。器からはすぐに水が溢れて、掬っても拭っても間に合わなくて、心の隙間に染み込んで、いつまでも乾かない。

 受け止められるようになるためには、どうしたらいい?

 あなたは自分の事を話す時に、感情を込めずに話す。苦痛を笑いに摩り替えながら、言葉巧みに明るく話す。
 ドライフラワーを無造作にまとめるように、気遣いは無用と云わんばかりに。
 それでもあたしはそんな言葉に含まれたわずかな水分を感じて、何も返せなくなってしまう。
 たとえば友達が死んだ話でも、家族と疎遠であるような話でも、あなたは何でも軽い口調で話すから、あたしにはそれがあなたの引いた境界線のように感じられる。
 それは、とても、寂しい。

 受け止められる器は無いけれど、そういう時は泣いてもいいのに。

 もっとあたしが強かったなら、あなたは自分の抱える過去をあたしに話す時、全ての感情をさらけ出してくれるのかな。
 たとえばほら、水の無い器にプリザーブドフラワーを活ければ、とても軽くて生気のない花籠の出来上がり。
 だけどそれじゃ嫌なんだ。水を含んだオアシスに生花を挿すように、きちんと重みのある花籠をあたしの中に残していきたいんだ。

 たとえ花籠から水があふれても、これは売り物ではないのだから。あたしの心に並べて行くものだから。
 まだ受け止められる器は無いけど、生きた言葉をわけて欲しい。 
 みっともない出来栄えだってかまわない。生花を挿して頂戴。
 水が溢れて、乾かなくてってかまわない。本音を見せて頂戴。
[2009/09/25 23:04] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
◆遠くへ◆
DAWN
 どこか遠くへ行きたいな。
 つかれた時に、みんなが云う台詞。
 どこでもいいから、遠くへ行きたい。行くあてもないのに、遠くへ行きたい。
 わたしも遠くへ行きたい。行けるものなら、地球の裏側でもかまわない。
 ひとりになって、何にも束縛されずに、自分自身について思い詰める事もなく、名前も生い立ちも現在の境遇も、なにもかも手放していたい。

 逃げ出したいよ。面倒臭い事を全部投げ出して、良心の呵責からも悪魔のささやきからも解き放たれて、自由になるために、逃げ出したい。
 夜逃げ状態、蒸発状態に、自分の暮らす狭苦しい世界から抜け出すように、誰にも行き先を告げないで、遠く離れた土地に隠れ住まいたいよ。
 何故って、つかれたから。

 生きる事に疲れる道理なんて無くて、それでもつかれたと感じるのは、周りから受ける影響に振り回され続けている自分のせい。
 だったら振り回されなきゃいい、って思っても、それは無理だ。
 わたしに感情がある限り、からだがある限り、どうしたって周りから影響を受けてしまうから。
 我が道を行く、なんて大見栄を切っても、愛について考えたり踏み込んだりしている間に、知らず知らずのうちに道は逸れて、わたしは迷子になっている。
 だから、遠くへ行きたい。誰もわたしに干渉しない所、わたしが誰にも関心を持たないような所へ。
 ひとりになりたい。

 静かな場所に身を潜めたい。
 世の中の流れなんて無視していたい。
 自分が執着するもの全て棄ててしまいたい。
 わたしに傷を負わせるものからとことん逃げてしまいたい。
 遠くへ。
[2009/09/25 21:44] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
*売買*
其の大きい奴を頂戴
小さいと物足りなくて厭
きちんと咲く奴を頂戴
折れてゐるなんて以ての他
惡い蟲付いて居ないでしょうね

生命を金で選り卓るなら
其れ成り礼を尽くせよ
生かすも殺すも貴方次第
枯らすも腐すも貴方次第

割り切りは義務付け

値引きして頂戴
出来ないならば御負けして
買わない訳にはいかないの
御金が無いけど欲しいから
舶来物ぢゃあ無いでしょうね

我が儘を尽して強請るなら
其れ成り人を敬い賜え
捌くも喰らうも貴方次第
鳴かすも飛ばすも貴方次第

切り売りはもう御免だ

其れでも飯の種に
あたしは売って仕舞う
其の後の事なんて知らない
好きにして
[2009/09/23 16:35] | 短詩 | コメント(0) |
*孫*
 お手紙ありがとう お元気ですか。
 東京もすっかり秋めいて、過ごしやすい日々が続いています。

 こちらは昨日でやっと仕事が一段落した所です。
 毎回の事ですが、盆・暮・正月・彼岸は、花屋の仕事が大変忙しく、今回は七日連勤で、しかも朝五時から夜の零時まで仕事が終わらなかった日もありました。

 店の方は繁盛していて、朝に市場から大量に花を仕入れて来るのに、仕事中何度も店の花が切れてしまい、また市場へ車を飛ばしたり、花よしさん(※懇意の花屋)から譲ってもらったりして、どうにか凌ぎました。
 連休という事と、祭事などの通行止めで、一般道もとても混んでいたので、配達も仕入れも一苦労でした。 

 それでも何とか、無事に元気に乗り切る事が出来ました。

 今日から二日間休みなので、ゆっくり休みたいところですが、朔ちゃん(※旦那)も連休中はずっとレストランの仕事が忙しかったので、部屋をきちんと片づけようと思います。
 
 二人とも、会社勤めの共働き夫婦とは違いますが、それでもお互い仕事をしている事に変わりはないので、お互いが忙しい時期にぶつかると、どうしても家の事がおろそかになってしまいます。

 昨日、母から林檎などが届いたのですが、中に写真も何枚か同封されていました。
 家を建て直したので、地区の祭りの際、家に獅子舞を招いて、悪魔祓いを舞っていただいたそうです。
 その獅子舞や、庭中に咲いた秋桜の花の写真です。

 母は手紙を書くのが苦手だと言って、用件がある時は全て電話で済ませます。
 もちろん私も、普段の色々な用事は電話を遣います。

 手紙は特別な時をのぞいては、おばあちゃんにしか書いていませんが、手紙はゆっくり考えながら、落ち着いて書く事が出来るので好きです。

 これからもおばあちゃんと長く文通を続けて行きたいです。
 この間描いた、ベランダの薔薇の絵を同封します。何かの栞にでもして下さい。

 それではまた。お体に気をつけて、健康に秋を過ごして下さい。

鮎沢 やよい 様
                九月二十四日 百瀬 遊
   
[2009/09/23 16:30] | 小説―light | コメント(0) |
*祖母*
 遊ちゃん お便りありがとう

 暑さ 寒さも 彼岸までと言いますね
 ほんとうに 季節は あらそえませんね
 朝夕の涼しい風や 庭のすみに赤い彼岸花が咲いています
 いたゞいた琉球朝顔も 三ヶだったり 四ヶだったり 毎朝花を見せています

 二人の写真ありがとうね
 一枚ずゝ説明がついているので 楽しみです
 みのりちゃん(※姉)も 時々便りをくれます
 それなりに 自分の居場所が 心よい と 思える事 が 私まで嬉しく 安心できます
 幸せな 日々を祈っています

 歩美(※従妹)も近いので時々顔を見せますが 食事づくりは大丈夫か、片づけは…など共かぜぎの大変さを 案じています
 ヨボヨボのわたしが心配する事ではありませんが いつになっても孫は可愛いです

 十月始めに中國にいる高史(※従弟)も 休みを利用して来ると言っています 楽しみに待っています
 元気な姿を見るだけで嬉しいです

 私の田舎の 友人たちも 書けなくなったから と 文通がどんどん少くなり
 亡くなった人も ふえて 淋しいものです

 お体大切に 元気が一番の幸せです
 (※夫婦で)力を合わせて倖せに過して下さい 


百瀬 遊 さま

            九月十九日 鮎沢やよい
[2009/09/22 09:36] | 小説―light | コメント(0) |
●。(まる)無し日記●
昨日は疲れ果てて仕事から帰って、それでもPC開いて
「天才と秀才」について色々書いていたら、途中で居眠りしてしまって
ああもう駄目だ寝てしまおうと思って、PCの電源を切ってから
記事を保存し忘れた事に気づいた

覆水、盆に還らず

結構長く書いたのに、眠たかったから書いた内容を忘れてしまって
悔しいけれどお蔵入りにして、そのうち記憶から引っ張り出す事にした

今日も頑張って戦闘準備、彼岸の花屋は戦場だ
客なんて同じ時間帯にまとめて来るから、ONとOFFの差が激しい
暇な時はバックヤードで煙草を吸って雑談
客が来ると、お待たせして申し訳ありませんと何度も言いながら並んで貰い
心の中では、示し合わせたように群がるな、と悪態を吐く
それでも客商売、笑顔笑顔、体が痛くても頭が痛くても笑顔笑顔

そういえば一昨日から風邪をひいていて、今日もお熱は三十八度
それでも休めないし、弱音吐いたら絶対に帰れって云われるから我慢
忙しい時に帰れって云われて帰ることほど心が痛むことはない
今までも時々そういうことがあったけど、家に帰っても後ろめたさを引きずる
だから頑張るしかないんだけど、つらい、帰りたいの日々
今日だって本当は家で寝ていたい、だけど休めないから準備万端
時間が余ったのでこうしてごちゃごちゃ日記をつけてる

さあ戦闘開始だ、どうせ私は三点バースト
三発撃てば引き金落ちない、役立たずの銃
それでも頑張って働く、労働は尊いなんて誰が云った
ぼんやり怠けているのが一番好きだ
楽をして生きられるなら楽していたい
何もしないで食べていけるならそうしていたい
だけどそういうわけにもいかない、現実は甘くない
。(まる)なんて付けていられない、忙しい、忙しい
[2009/09/21 08:06] | ブログ | コメント(2) |
*かなしさ*
untitled

 わたしという存在は、脆くて、愚かで、かなしい。
 わたしという事象は、力強く、健気で、かなしい。
 哀しいと書いてかなしいと読み、
 愛しいと書いてかなしいと読む。

[2009/09/20 07:51] | 短詩 | コメント(0) |
*女心と秋の空*
 ラジオからは、薄っぺらい曲ばかり流れてくる。
 従業員がたった二人の小さな花屋の店内は花であふれかえっていて、季節はずれになりつつある向日葵が少し項垂れてきた。
 わたしは時々店の中を掃除したり、花の手入れをしながら、配達に出た店長の帰りを待っている。
 ふたりで仕事をしている時はとても楽しいけれど、ひとりでいる時間も、それはそれで悪くはない。
 リシアンサスの咲ききった部分を花鋏で切り、水を入れ替えた桶に漬け直す。
 店内に並んだ花桶を整理しながら、箒を隅々までかけて枯れ落ちた葉を棄てる。
 昨夜から、熱っぽい。目もかすんで、寒気もする。
 昨日、店長は何度も咳きこみ、くしゃみをしていた。きっと多分、その風邪をうつされたのだろう。
続きを読む
[2009/09/20 07:17] | 小説―light | コメント(0) |
*FLY ME TO THE MOON 6*
※前篇は、画面右手のカテゴリ「*FLY ME TO THE MOON*」からご覧いただけます。
――――――――――――――――――――――――――――――

 「帰りたくないな…」
 車の中で、そんな言葉が勝手に口から飛び出した。
 「俺も。帰りたくない。でも帰らなきゃな。家に着く頃には、一日の終わりだよ。」
 対向車線から車のライトに照らされて、化粧を直した自分の顔がサイドミラーに映る。
 化粧をしただけで、今日二人で過ごした思い出を封じたような気持ちになる。

 すかすかの高速道路から一般道に抜けると、そこから先は相変わらず車だらけの都会だ。
 こんな場所で、明日からもまた、同じ日々の繰り返し。
 そう考えると、する事が何も無いわたしはうんざりしてしまう。
 旅の終わりは、いつもそうだ。高速道路を下りれば、薄汚れた看板や車のクラクションや、汚くよどんだ空気に包まれて、ああ、わたしは帰ってきてしまったんだな、とやるせない気持ちになる。
 今回は、特にそんな想いが強かった。車の中で、二人きりでいられる時間もあとわずか。
 帰りたくないな。

 ちょうど零時になる頃、車はわたしの住むマンションの外に停まった。
 「今日は楽しかった。送ってくれてありがとう。」
 「俺も。こんなに羽を伸ばしたのは久々だったな。」
 彼はシートベルトをいったん外し、大きく伸びをした。
 「運転、大変だったでしょ。ご苦労さま。ありがとう。」
 わたしはシートベルトを外し、後部座席に置いてある自分の荷物に手を伸ばした。
 その刹那、彼はわたしにキスした。
 突然、何も言わずに、小鳥がするような短くて軽いキスをした彼は、わたしの眼をじっと見つめて、それから運転席に座りなおし、シートベルトを締め直した。
 わたしは半ば呆然としながら、力の入らない手で荷物を引っ張り、膝の上に乗せた。

 「今日の約束憶えてる?」
 彼が、煙草に火を点けながら呟く。ライターの炎に照らされた横顔は、出会った時に比べればずいぶんとやつれ、疲れているように見えた。
 「…髪をきちんと乾かす事、箸を正しく持つ事、それから、二年後にお店のカウンターに座っている事。」
 わたしがそう答えると、彼は安心したように笑って、必ず守れよ、と云った。
 わたしは車を降りたくなくて、それでも目の前のマンションを見上げれば、わたしと夫の暮らす部屋には電気がついていて、帰らなければならないのだと思う。
 帰らなければならないと思うのに、足が動かない。

 「シンデレラの気分。」
 デジタルの文字が零時ちょうどになるまであと数十秒。
 わたしは彼にそっと手を伸ばし、唇に唇を重ねて、髪を撫でた。
 車内に響くラジオが零時を告げ、わたしはそれを合図にして彼から離れた。
 「早く帰らないと、馬車はカボチャに、御者はねずみになるからね。」
 彼はそう云って、わたしを車から降りるように促した。
 わたしは唇を軽く噛みながら、ドアの取っ手に手をかける。
 「…大好きだよ。」
 そう云い棄てて、わたしは車から降り、振り返らずにマンションのエレベーターホールに駆け込んだ。
 部屋に入る前に、ドアの前で一度階下を見下ろして、彼の車がまだ停まっているかどうかを未練がましく確かめる。
 彼の車は、もう見当たらなかった。

続きを読む
[2009/09/20 00:01] | *FLY ME TO THE MOON* | コメント(0) |
*FLY ME TO THE MOON 5*
※前篇は、画面右手のカテゴリ「*FLY ME TO THE MOON*」からご覧いただけます。
――――――――――――――――――――――――――――――

 あなたはいつだって独りで何でもやってきた。
 会社を辞めて、喫茶店を始めた時は右も左もわからないような街で、後ろ盾も何もないままで。
 朝から晩まで毎日たったひとりで、コーヒーを挽いてカップを洗って。
 わたしと云えばその数年の間、ぐうたらと家で過ごしてきただけだ。
 病気を言い訳に家事さえ疎かにして、夫の稼ぎのおこぼれにあずかってきただけ。

 「…わたし、ね。」
 鳴りやまない雷鳴の中、彼に頭を抱かれながら呟く。
 「一生懸命、ひとりで生きてみた事がない。」
 「うん、そうだな。」
 彼はそう云って、わたしの頭と背中を撫で続けた。ゆっくりと、まるで丁寧に砂を払いのけるように。
 「いつも、誰かわたしに関心のある人を頼りに、その人の好意に甘えて何でもしてもらって来た。」
 「そうか。」
 「自分がその人の事を好きじゃなくても、エサをくれる人だと思えばみんなに何を云われてもされても平気だった。」
 「そうか。」
 「あなたはいつだってひとりで頑張ってきたんだから、わたしのようなずるい人間を真っ直ぐに見ちゃダメなんだよ」
 口ではそう嘯いていても、わたしの両手は勝手に彼の肩へと回ってしまう。
 ―――でもね、本当は、ずっとこうして欲しかったの。
 そう言葉には出来ずに、わたしはただ彼の広い背中に両腕を回したまま、目を閉じた。

 偉いね、頑張ったね、と云われた事なんてない。
 わたしに対しての評価は、お飾り人形なんだから、できなくても当然、という見方がほとんどだった。
 男はわたしを綺麗に着飾らせて隣に置いて自己満足の道具に使う。こいつ、体弱くて、だから俺が守ってやらなきゃいけないんだ、などと平気で云う。
 そのくせ、自分の都合でわたしのからだを好きなようにする。
 そんな事に多少の疲れや面倒臭さを感じていても、わたしはそれが異常な関係だとは思わなかった。
 彼に出会うまでは。
 彼はちゃんとわたしを見ている。
 だから、出会った頃にわたしの『中身』が『まだ小さい子ども』である事をすぐに見抜いた。
 今だって、ちゃんとわたしの事を見ている。
 彼の指先が袂にかかる事は決してない。
続きを読む
[2009/09/20 00:00] | *FLY ME TO THE MOON* | コメント(0) |
*無我*
RING
 あたしの中に生きる細胞のひとつひとつが、わたしの死を叫ぶ。
 これ以上、クスリを摂取したら、心臓麻痺で死んでしまうよ。
 もしも戻れたとしても、頭の中は確実に壊れて行くよ。
 あたしはその声を無視して、パイプにハシシを詰め、ライターでゆっくりと炙って煙を吸う。
続きを読む
[2009/09/17 23:48] | 小説―midium | コメント(0) |
*風祭*
夕暮れ

 早、白露も去りて風の行方に想ふ。
 蝉の音も絶え果て目も奇(あや)に、
 土に落ちた骸は、蟻に喰われて土に還る。
 此の世が綾為す事象の総てに無駄など無くて、
 疲れ果てた儘、鳥渡だけ身体を休める私に、お休みなさいと、
 夜の帳が降りて来る。


 
[2009/09/17 22:52] | 短詩 | コメント(0) |
◆忙しない世の中◆
wall flower

 煙草の吸殻を拾ってはほぐして遊ぶ子どもを、母親が「誰が吸ったか分からないから汚いし、それを触ったら病気になるよ!」と、叱りつけている。
 わたしはそれを横目に通り過ぎる。

 秋の空はとても高くて、見上げていると吸い込まれそうになる。
 見とれていると、車にクラクションを鳴らされる。忙しない世の中だ。

 日焼けか垢か、どちらともつかぬ真っ黒な老人が、煙草を吸いながらわたしの横をすり抜ける。仄かに臭う、饐えたアルコールのにおい。
 わたしは西日を浴びながら路地を歩く。

 秋の花はとても可憐で、見とれていると時間がたちまち過ぎる。
 立ち止まってしまうと、道行く人に変な目で見られる、忙しない世の中だ。

 それぞれの暮らし。それぞれの人生。みんな、急かされるまま急ぎ足。

 たまには、何の目的もない散歩も良い。

 無意味だと思われている事の中に、新しい発見があったりするから。
[2009/09/14 22:11] | 随筆―smoking room | コメント(4) |
*無意識への手紙*
 十四歳のわたしへ。

 まずは謝らなくてはいけません。
 ごめんね。
 この間、偶然、あなたが通った中学校の前を通りました。
 わたしは何も憶えていなかった。車を運転していた友達が、『ほら、正門へ行くのが遠回りになるから、この裏道を通って…』とか、『ここからの桜並木がとても綺麗で…』ってひとつひとつ説明してくれたんだけれど、全く見覚えのない土地に来た気がしただけ。
 あなたの生きた三年間を、全くといっていいほど忘れ去ってしまったわたしを赦して下さい。

 その事を、心療内科の先生にお話ししました。
 今ではもう死にたいと思ったり、自分で自分を傷つける事も無くなったけれど、相変わらず眠る事が苦手です。
 だから、睡眠薬を処方してもらっています。処方を受けるためには診察が必要だから、半年に一度は通っているのです。
 あなたが診てもらっていた時期は、老先生が全ての患者を引き受けていたけれど、ここ数年は息子の先生が週五日のうち二日を務めています。わたしはその先生にお世話になっています。
 中学生の頃の記憶がほとんどない事に気づいた、と話したら、それだけ綺麗さっぱり忘れてしまっているのなら無理して思い出すような事は決してしないように、と言われました。
 今はまだ、その記憶がもたらす苦痛に耐える事が出来ないので、無意識に蓋をしているんだそうです。
 時期が来て、記憶を受け止められるようになった時にその蓋は外れるかもしれないし、一生このままかもしれない、と言われました。
 いずれにせよ、深刻に考えずに、一生忘れたままでも害はないから、と言われたので、しばらくは放っておく事にします。

 でも、少しは憶えているんです。
 中学校で初めて好きになった人にチョコレートを渡した時のことや、少し遠くの養護学校に通っている姉の事を隠して、姉は私立に通っているなんてすぐにばれる嘘をついていたこと、初めて髪を染めて教室に入った時の周囲の好奇の目、今はもう無くなってしまった正門前の電話ボックスからわたしを買ってくれる男に何度も電話をかけたこと。
 二日酔いで教室から追い出された時のこと。
 美術の時間に誤って彫刻刀を薬指に刺して、保健室まで血痕を落としながら歩いたこと。
 そのくらいしか憶えていません。その記憶すらひどくあいまいで、その時に景色がわたしの目にどう映ったかとか、友達だったはずの人たちの顔、全部忘れてしまいました。
 これ以上は、無理に思い出そうとするとだんだん頭が痛くなるんです。
 だから、自然に記憶が出てくるまで、先生の言葉通り放っておきます。
 しっかり憶えている事は、つらい記憶ばかりだから、わたしはそんな記憶を綴る事で自己浄化を図ろうとした時期もありました。それは、いっときの気休めにはなったけれど、結果として傷を癒す事は出来なかった。
 そう、わたしはいまだに文章を綴っているんです。
 あなたが血に塗れたノートに苦しみを吐露していた時と変わらずに、なにもかもと闘いながらなにかを得るために書いているんです。

 最後にひとつ。
 思いもよらなかったでしょう、自分が倍の歳まで生きることに。
 洗濯物を干したり買い物へ行ったりすること、食事を作って誰かの帰りを待つことに、何の疑問も感じずに、逆にそんな生活が幸福だと思っていたり。
 こんな私を認めてくれますか?
 きっとあなたは認めてくれませんね。
 未来など無い、そう思って生きていたんだものね。
 でも、流されるように、とりあえず生きてきたら、平凡な暮らしに辿り着きました。

 あなたが忌み嫌っていた、『平凡で平穏無事な生活』も、経験してみれば悪くないものですよ。
 信じられないかもしれないけれど、夫もいます。
 あなたの好みとは百八十度違う、美貌も面白みもない人ですが、とにかく優しい人です。
 きっとあなたは今のわたしを認められないでしょう。
 今のわたしが、あの頃のあなたのことを忘れ去ってしまっているように。

 追伸・とにかく生きていれば、何とかなるものです。わたしは、これからもそうして生きて行くつもりです。

 二十九歳のわたしより。
[2009/09/13 05:22] | 小説―light | コメント(2) |
●痛い話●
※痛い話がダメな人は読まない方が良いです…

夜中、平皿を洗っていたら、
旦那が積み上げた水切りかごの食器が崩れて、
平皿の上にでかいガラスのボウルが落ちた。

平皿が割れて、左手小指の肉がえぐれて飛んだ!!

利き手だし、血は止まらないし、困ってしまった。
しょうがないから旦那を起こして、手当てしてもらった。
あんまり出血がひどいので『救急車呼ぶ?』と云われ、
でも小指切ったくらいで救急車呼ぶのはみっともないので、我慢してます(苦笑)。

一応、飛んだ肉片拾ってくっつけて、その上から絆創膏ギッチリ巻いたけど、うまく付くかは五分五分。
今も出血が止まりません☆

結婚記念日に、左手の小指切る(苦笑)。
流れた血は運命の赤い糸ぉ~♪…とか余裕なふりして、貧血でむかむかしてます←寝ろ。
[2009/09/13 04:00] | ブログ | コメント(0) |
*FLY ME TO THE MOON 4*
※前篇は、画面右手のカテゴリ「*FLY ME TO THE MOON*」からご覧いただけます。
――――――――――――――――――――――――――――――

 旅館に戻り、階段を上って部屋に入った途端、雷の音が響いた。
 窓から覗く空は墨を流したようにまだらに染まっていて、大粒の雨を落としていた。
 「酷い雨だな。」
 「酷い雨だね。」
 鸚鵡返しに呟いて、わたしはまた空を見上げる。

 あと何回、わたしの耳は雷の音をとらえる事が出来るのだろう。
 まだ、直接彼の口から事の真意を聞いたわけではない。でも、この半日の彼の振る舞いや、今朝無言でわたしを送りだした夫の態度を見ていれば、否応なく現実がつきつけられているようだ。

 わたしはあとどれくらい生きられるの?
 不安と恐怖が蘇ってくる。
 訊きたい。きちんと、問い質したい。はっきりさせたい。わたしは死ぬのか、そうでないのかを。
 でも、今まで押し殺していた互いの感情を確かめあうように握り合った手は、この事態が尋常ではない事を物語っていた。
 わたしの手を慈しむように包み込んだ彼の手が、今この瞬間だけを鮮明に焼きつけようとしているように思えた。
 
 「足、大丈夫か?絆創膏、替えた方がいいかな。」
 彼はそう云って、椅子に座ったわたしの足を気遣う。わたしはその手が足に触れる前にそっとからだを引いて、自分で出来るから、と云う。

 やっぱり、あなたはわたしに優しく触れてはいけない。
 たとえわたしがもうじきこの世界から消えてしまうのだとしても。
 そして、わたしもあなたに触れる事が出来ない。
 今朝、雨に濡れた髪を拭いてあげる事ができなかったように、わたしはあなたのからだに触れる事を拒む。
 あなたを汚さないように。
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[2009/09/13 00:01] | *FLY ME TO THE MOON* | コメント(0) |
*FLY ME TO THE MOON 3*
※前篇は、画面右手のカテゴリ「*FLY ME TO THE MOON*」からご覧いただけます。
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 鄙びた温泉郷を、浴衣姿で散歩する。
 これは、わたしが一度してみたかった事だ。
 彼は浴衣に袢纏、わたしは浴衣に袢纏に、その上に彼のコートを着て、湯けむりと霧で煙った足元の悪い小路をゆっくりと歩く。
 「寒い?」
 「足だけ冷たい。他はあったかいよ。」
 「どっかで足湯があったら浸かって行こう。」
 真鍮のかんざし一本でまとめた髪はもうすっかり乾いていたけれど、温泉宿のシャンプーの質が悪かったらしく、少しごわついている。

 冴えない土産物屋を冷やかし、通りすがりの食堂に入って饂飩と蕎麦を注文する。
 頭に白いタオルを載せた、愛想の悪い女性が一人で注文を受け、椀を運んでくる。
 味はそう悪くなかった。
 「ああいう働き方見てるとさ、俺も不機嫌な時ってああなのかな、って時々考える。」
 彼がわたしの耳元で可笑しそうに囁く。
 「…あそこまで酷くないよ。」
 耳から心臓に突き抜ける低くて甘い囁き声に、わたしの頭はくらくらした。

 今、はっきりわかる事。わたしは夫よりもこの人に惹かれている。
 今まで付き合ったどんな男よりも、この人に惚れている。
 そして、全てに於いて善くしてくれた夫とこの人と、どちらか選べと言われたなら、わたしはこの人を選んでしまうかもしれない。
 だけど夫にはそれなりの愛情もあるし、何より義理がある。
 どのみち長く生きられないのだとしたら、全部墓の中まで持って行くのが道理かもしれない。
 心の中では、すでに夫を裏切っている。表面上、裏切りとみなされる事をしていないだけ。
 それが、何の意味があると云うのだろう。心はすでに彼一色に染まってしまっているというのに。
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[2009/09/13 00:00] | *FLY ME TO THE MOON* | コメント(0) |
*エゴイズム*
 まいちゃんは、肉を食べない。

 肉はおろか、食事すらまともに摂らない。わたしは彼女が食事を摂っている所を見た事がないし、彼女もあまり食に興味がないと言う。

 「お水と、少しの野菜、それからチョコレートがひとかけらあれば足りるの。」

 彼女は痩せていて、夏服を着ると骨の浮いた肩や腕が少し痛々しく映る。

 「だって、出来るだけ殺したくないし、汚したくないから。」

 彼女の言うことは正論だ。人間は食べるために、色々なものを殺したり地面から引き抜いたりして、それが体に入れば必ずその分排泄される仕組みになっているからだ。

 「ねぇ、ユウちゃんはどうして煙草を吸うの?」

 まいちゃんに問いかけられて、わたしは彼女が納得できる理由を探す。

 だけど見当たらないから、正直に答える。

 「…初めて吸った時は、十になるかならないくらいの時で、興味本位だった。それからずっと吸い続けているから、きっともう中毒なんだろうね。」

 そう、と、彼女は言って、言いづらそうに続けた。

 「煙草はやめた方がいいと思うな…だって、空気も水も汚してしまうし、人を殺してしまう。ううん、ユウちゃんが今吸っている煙草、それだって煙草農園の人の命を犠牲にして出来てる。」

 煙草農家の人はね、ほとんどがニコチンでやられて早死にするの。それを吸っていると言うことは、他人の命を吸っているのと同じよ。

 全く以て正論だ。お金を払ったからといって、人や動物や野菜の命が買えるわけじゃない。

 まいちゃんは殺したくない、汚したくない、と言って、化粧さえも拒絶する。

 「だって、実験動物が可哀そうだから。」

 だけど、まいちゃんの、ごわごわした髪。荒れた肌。着古した服。わたしより倍も老けて見える、その容姿。

 でもね、極論を言えば、人間は存在するだけで罪なんだよ。

 中途半端に殺したくないだの汚したくないだの言って、一生を他人の行為への嫌悪と罪悪感に苛まれて生きるくらいなら、まず自分を殺して、自分を汚しきってから、改めて世界を見渡せばいい。

 「それが出来ないなら、まいちゃんはただの偽善者で、臆病者なんだよ。」

 わたしがそう言うと、彼女は黄色い歯を見せて笑った。彼女は歯磨き粉も使わない。

 「ユウちゃんは、汚れきってるのね。」

 「そう。わたしは自分がよりよく生きるためには多少の犠牲は厭わないからね。大体、自分が覚える罪悪感以外に、その事に対して罰はあるの?」

 あなたは自己犠牲ではなく、自己満足のためにそうしているようにしか見えないよ。周囲の人にどんなに心配させているかも知らないで。

 「罰?きっと、目に見えないかたちで降りかかって来るんだよ。あたしに直接、でなければ、あたしたちの子孫に。」

 まいちゃんは、どこか遠い眼をしてそう答えた。

 彼女の言うことは正しい。だけど、綺麗事としか思えない。

 わたしは罪深く、そして汚れているのだろう。

 だけど、それでも構わない。
[2009/09/11 04:25] | 小説―light | コメント(2) |
●ミッキーはあんまり…●
ミッキーよりドナルドが好きだ!…お尻が可愛いからね。
と、いうわけで行ってきましたTDL。
TDL ドナルドと。
何事も無計画なわたしらしく、朝起きて突然『ディズニーランド行きたい!』
睡眠不足の中、柔軟に対応してくれてありがとう旦那さん。
でも、いざ到着したらなぜかわたしのほうが眠くなって(え?)スプラッシュマウンテンでの待ち時間、歩きながら寝た。
しかも、寝言まで言った。穴があったら入りたかった…。
TDL ビッグサンダーマウンテン
仕事柄、植え込みやらハンギングボール、あとはいろんな制服に目が行く。
維持費とか管理費とか人件費とか、べらぼうにかかるな~と改めて思いながら、色々アトラクションを回ってみた。
大好きなホーンテッドマンションは、ハロウィン前の模様替えで、お休み…(涙)。
今回は3年ぶりくらいに来たんだけれど、一つ気づいた。若い頃ほど、アトラクション巡りに奔走しなくなった…。
ゆっくり回って楽しければそれでいいかなって。歳喰ったなぁわたし。
だから待ち時間表示が60分を超えている所には並ばなかった。それでもけっこう楽しめました^^

夜になって、ティンカーベルのライトバッヂを買いました。
これが意外と他人に好評で、小さい子が『あれ買って~』と指さしたり、アトラクションで後ろに並んだ外国のカップルに『どこで買ったの?』と訊かれたり。
TDL ティンカーベル1
近くで見ると、こんな感じでかわいい。
他にもライトものは色々あったけど、これが一番目立ったので…^^
↓作りも凝っててすてき★
TDL ティンカーベル2
外国カップルは英語でそう話しかけてきたんだけど、『そこの露店で買えますよ。ここを真っ直ぐ行ったところの。』と、英語で返してもなぜか通じなかった(涙)。
そしたら、無口な旦那が思い切り日本語で、『…あの店で買った。』と遠くの露店を指さした。
それで通じた。
あたし頑張って説明したのに…。。。

彼らはスペイン語を喋っていたから、わたしのオーストラリア訛りの英語じゃ分からなかったのかな?
そう云ったら、旦那がボソっと『ユウちゃんは発音がオーバー過ぎるんだよ。』と、言った…。ぐさっ。。。
こんにゃろ、無口な旦那め…。
おかげさまで、一日中楽しんできました^^そしたら今日は風邪をひいたよ★
帰りぎわにちょうどよく雨降ったからね…。。。
[2009/09/10 22:10] | ブログ | コメント(0) |
*新月*
みずのなか

 ひとは産まれる前に、ゆったりと羊水の中を漂っている。
 たいていは、たった一人で水の中を漂っているのに、孤独を感じることはない。
 ひとはどうして孤独を感じるのだろう。そしてそれを、悲しいことや苦しいことだと言うのだろう。
 産まれて、空気を知って、その空気の中でひとと関わり、孤独を知る。
 まるで、空気に溺れるように。

 何も知らない方が良かったのかもしれない。
 生まれてきたこと自体が、そもそもの間違いだったのかもしれない。
 わたしという存在は、あまりにも儚くて脆くて、そして孤独だ。
 極論を言えば、わたしだけではなく、この世に住まう人々の全てが、生まれてから死ぬまでを孤独のうちに過ごす。
 誰かとどんなに愛し合っているようでも、関わりがあっても、独りでいる事に変わりはないのだ。
 ひとと関わり合う事なんて、一時の慰めにしかすぎないのに、わたしがそれを求めてしまうのはなぜだろう。


 「ねぇ、わたし、寂しいよ。」
 裸のままベッドにうつぶせて、わたしはそう呟いた。
 「何が寂しいの?こんなに近くに、ちゃんと居るじゃない。」
 「君が近くにいても、わたしのなかに入っていても、わたしは寂しいの。」
 だって、わたしはわたし、あなたはあなただから。融合して同じ生物になり、一つの脳を共有することなど出来ないのだから。
 「何を言っているのか分からないよ」
 「わからなくていい。…きっと、口で説明しても分かりっこないから。」
 わたしはそう言って起き上がり、シャワーを浴びに浴室へ向かった。
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[2009/09/09 06:52] | 小説―midium | コメント(0) |
◆コレクション◆
 プロフィール写真を変えてみました。(ももせ本人)
 お婿さん募集中♡(←重婚か!)

 さてさて、本日は、『集めても、集めても、まだ足りない!』
 という欲深いももせのコレクション、一部ご開帳です★

 まず靴。
 こういう踵の高いのが好きなんですが(ちなみにこれは11cmヒール)、かさばって、玄関はカオスになってます。

靴

 箱に入れて積み重ねて、引っ張り出して履いて、箱に仕舞って一番上に乗せて…を繰り返しているので、もうどこに何があるかわからん玄関。 
 地震が来て崩れたら逃げ場ないなぁ…。

 次は石(半貴石~宝石まで)★
 これが一番やめられなくて、この4倍くらい在庫(??)があります。今もオーダーしている品物があるくらい。

ほーせき

 プラスチックやイミテーションには全く興味が無くて、多少不格好でいいから天然石のアクセサリーが好きです。
 ガラスもちょっと好き。
 いろいろ眺めているだけで嫌な事が全部吹っ飛ぶ。
 最強。
 思えば小さい頃から石や光りモノ好きで、河原で拾った石とか海辺のビーチグラスとかこまめに取っておいたもんなぁ…三つ子の魂百まで。

 そしてかんざし。
 これも、『頭がいくつあっても足りない』くらい集めちゃってます^^;

簪

 造花っぽいのもかんざしです^^浴衣に合わせて作ってみました。
 旅行先で見かけたら必ず買ってしまうし(でも唯一、糸魚川翡翠のかんざしだけはオトせなかった…ケタが違い過ぎた。。。)、和物に限らずアジアやアフリカのものも集めています。
 (アンティークはオドロオドロシイ『執念』みたいなのを感じるので新品だけ。。。アンティーク風のデザインは大好き♪)
 髪が長いから、バレッタとかクリップだと時々髪の圧力に負けてはじけ飛んで行くんです。。。
 一本で髪をまとめられるかんざしはスグレモノ!可愛いし★

 …と云う訳で、『smorking room―真夜中の独り言』コーナーでした!
 (そんなコーナーいつできたんだろう…というか私の活動時間、いつも真夜中…)

 百瀬 遊
[2009/09/09 02:47] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
◆彼女の大切なもの◆
藪椿


 毎週火曜日の午後に店に立ち寄るお客さんがいる。
 頭の中がすこしばかり子どもに還った、背中の曲がった白髪のおばあさんだ。
 おばあさんの手押し車には、大きな赤ちゃんのようなぬいぐるみが括りつけられていて、彼女はそれを、乳母車、と呼んでいる。

 店の前には数段の階段があるので、足が悪かったり歳をとっていたりするお客さんを店内に案内するのも一苦労だ。
 何せ、肩を貸し、抱えるようにして店内まで運ばなければならないからだ。

 先週も彼女はご機嫌で、十の指全てに安物の指輪をはめ、しわしわのスカーフを首に巻いて店に訪れた。
 「最近、ポポちゃん(人形)が喋らなくなっちゃったのよ…。お花を飾って元気づけてあげれば、また以前のように話してくれるようになるかしらね。」
 ポポちゃんは布製の人形で、体に詰まっているのはメカニックではなく、人形用の綿だ。
 そんな彼女に、わたしは最近やっと慣れてきた。
 「あら、ポポちゃん、元気ないの~。それじゃ、ポポちゃんの元気の出る色が良いですね。」
 八重咲きのひめひまわりを数本、硝子の花瓶から抜き出して、彼女が良く見えるように目の前まで持って行く。
 「あら、いい色ねぇ。それを2本と、後はお任せするわ。いつも通り、千円以内でお願いね。」
 彼女はそう云って、店の中に置いてあるベンチに腰を掛ける。
 空を見つめて足をぶらぶらさせている様子は、幼い子どもそのものだ。

 「はい、出来ましたよ。ポポちゃん、気に行ってくれたかな?」
 私が花束を差し出すと、彼女はそれを受け取り、
 「ああ、今、ポポちゃんが喜んで笑った!」
 私にはポポちゃんの顔に何の変化も見られなかったけれど、彼女にはきっと見えたのだろう、ポポちゃんが喜んではしゃぐ表情が。
 「でも、切り花は残酷よね。ひまわりは、痛い痛いって言ってる。」
 「そうなんですか?私には花の声が聞こえないから…でも、お家に戻られる頃には、ひまわりの痛みも取れていると思いますよ。」
 「…そうね、いつもそうだわ。また来週、寄らせて貰うわね。さ、ポポちゃん、帰ろっか。」

 彼女の腕を支えながら、店玄関の階段を下りる。
 彼女は他人には決して理解できない世界に住んでいる。
 それでも、彼女は幸せそうだ。

 きょうもまた、店に来てくれるかな。
[2009/09/08 03:45] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
◆姉妹、ならではの。◆
妹が、変、もとい、恋に落ちた。。。
彼女が付き合うのはいつもアウトレットな人間で、この前はデ●専の男(痩せた途端、捨てられたらしい)、その前は58歳自称パチプロ、その前は不倫で、その前は無職に貢がされ。
今度こそ、まともな男と思いきや、離婚したばかりで現在も裁判中と言う、またしても一クセありそうな男だ。

『お姉ちゃんはさ、恋愛上手だよね。ちゃっかり結婚もしてるしね。』
…ちゃっかり…ですか、ハイ。。。

自分を恋愛上手だと思ったことはあまりないのだが(逆に、恋愛上手ではなくただの遊び上手)、こうも妹の≪二十五過ぎても苦しい恋≫を見せつけられると、まぁ頷くしかないだろう。。。

『あたしね、今度こそゴールインしたいから、お姉ちゃんのように綺麗な人になりたいんだけど、肌とか、体型とか、どうしたらいいと思う?』
…えっ、そいつとゴールインするの???
でもまあ、それはあなたの努力次第だよ。

わたしは慢性甲状腺炎が持病で、この病気の一つの特徴として、皮膚が硬くなったり、髪が抜けたり、むくんだり太ったりする。
そうならないために、人一倍、食事、運動、スキンケアに時間を割いて、自分の『自身≒自信』をキープする。

『わたしのようになりたいの?それだったら、まず煙草を減らして(妹は一日4箱吸う女…)、クロゼットの奥からちゃんとヨガマット出して体を動かしなさい。毎日しっかりお風呂に入って(妹は一週間入らなくても平気な女…)、お菓子とジュースやめるだけでだいぶ悩みは解決されると思うけど。』

そうは言っても妹は、上記の『当り前のこと』をしない。
三日間顔も洗わないで、その顔に値段だけは目玉の飛び出るようなコスメでメイクを施すのだから、顔面荒れ放題なのも自業自得である。
・・・しっかりしてくれよ。。。女である前に、人間として。。。

昔から妹はわたしに嫉妬ばかりしていたから、それはなんだかかわいそうにも思える。
例えば、ピアノ、剣道などの習い事。
わたしはソナタを暗譜でき、剣道はきちんと段を取った。
そんなわたしを追いかけて、妹も同じ習い事をしたけれど、なにひとつ上手くいかずに中途半端に辞めてしまった。
見た目。雰囲気。
『この間ね、会社の人に、お姉ちゃんの写真見せたの。あんたと違って綺麗な人だねって言われた…;;』

※注:わたしそんなに綺麗じゃないよ^^;アジアンビューティーとは時々言われて嬉しいけれど。
↓すっぴんで買い物へ行くももせ、お披露目。眉なし…(旦那撮影)↓
ももせ

わたしが15でモデルを始めてから、彼女も彼女なりに自分を磨こうと奮い立ったけれど、どうしたって敵わない事に苛立ちを覚えていたらしい。
最近になって、話してくれた。

確かに彼女はモデル向きの容姿ではないが、きちんと磨けば可愛げのある、愛らしい顔だちをしているのだ。
それを、怠惰・傲慢ゆえに台無しにしてしまっている。

最近の決め台詞は、『あたしほどいい女なんていないし★』

…何処までポジティヴな幻覚見てるんだぃ???おねえ、悲しいよ。。。
現実から目をそむけて、全てを都合のいい方に解釈する事がこんなに恐ろしいとは。。。

そして昨夜、妹からメールがきていたので、添付ファイルを開く。
中身は・・・・・・自らの体験を題材にした、美化されすぎのハーレクインロマンスのような作文。
読んでいて、くしゃみが止まらなくなり、途中で挫折。
メール本文には、
『お姉ちゃん、私、小説家になる事にしたよ^^』
       …う~ん…う~ん。。。じゃ、ライバルだね(苦笑)★
嗚呼、姉妹ならではの葛藤…。
[2009/09/08 02:55] | 随筆―smoking room | コメント(2) |
●連載、始めてみました…と、追記。●
皆様お早うございます、百瀬です^^

やっと体調が持ち直してきたので、短期連載『FLY ME TO THE MOON』を開始しました★
この話は、私の実体験半分・作り話半分、と言った所なので、今の所、終盤に向けてスムーズに書く事が出来ています。

予定としては、毎週日曜に続編を連載しようと思っています。
話の長さとしては、短編小説のようになると思いますが、何卒お付き合いくださいませ★

半分不倫の現実からの逃避行、しかも舞台は温泉地、地味。。。…懐かしの『火サス』か(笑)!
などと、自分にツッコミを入れながら、それでも切ない感じのお話に仕上げられたらいいな、と思っています。
病気が一段落して心機一転、これからも頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします^^

百瀬 遊


追記:半日かけてラフに完成させましたが・・・連載6回分になってしまいました^^;
なので、手直ししつつ、二話ずつの掲載にしようかと思います。
(あんまり時間が空くと、読者様もタイヘンだし。。。)
出来る限りロマンチックなラブストーリー目指して頑張ります(爆)!

百瀬 遊
[2009/09/06 05:35] | ブログ | コメント(0) |
*FLY ME TO THE MOON 2*
※前篇は、画面右手のカテゴリ「*FLY ME TO THE MOON*」からご覧いただけます。
――――――――――――――――――――――――――――――

 いつの間にか眠っていて、そっと肩を揺さぶられて瞼を開ける。
 少し寝汗をかいたらしく、額に貼りついた遅れ毛を指先でそっと追いやる。
 「着いたよ。おまえ、ほんとよく眠ってたなぁ。」
 そう彼は笑って、車のエンジンを切る。
 わたしはエアコンのせいでひどく喉が渇いていて、二、三回咳払いした後に鞄の中のペットボトルを取り出し、生温くなった水を口に含む。
 頭がぼんやりしていて、いま一つ自分の置かれている状況に気づけない。
 「ここ、どこ?今何時?」
 「10時ちょっとすぎた所。ここは温泉宿の駐車場。」
 意識がはっきりしてくる。薄暗い、コンクリートで仕切られた駐車場は、どうやら宿の地下にあるようだ。
 「あ、わたし、タトゥ入ってる。ここの温泉、大丈夫かなぁ?断られる場所のほうが多いんだけど。」
 彼は笑って答える。
 「大丈夫、ついさっき、フロントで訊いてきたから。早い時間だと利用者もいないから入っていいってさ。」
 車の外は、同じ十月とは思えないくらい、寒かった。
 ひんやりとした空気が、耳の奥をちくちくと刺す。
 「それ、着てなよ。」
 「いいよ、あなたが寒いでしょ。」
 「いいから。どうせフロントまで歩いてすぐだしさ。」
 彼はそう云って、車に鍵をして歩き出した。あたしは、慌ててその後を着いて行く。
 「ごめん、俺、歩くの早い?」
 「大丈夫。」

 だったら手を引いて、と云いかけて、その言葉を喉の奥に仕舞った。
 ついさっき、「今日はやりたいようにやる」と心に決めた筈なのに、いざとなると私の臆病な心は閉じてしまう。
 自分の本当にして欲しい事は、相手に伝えられないままだ。
続きを読む
[2009/09/06 05:30] | *FLY ME TO THE MOON* | コメント(0) |
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*My Blue Heaven*


私の記憶の中から、思い出せる限りの事を『小説・文学』カテゴリに。   私の現在を、『ブログ』カテゴリに。

プロフィール

遊

Author:遊
Name:百瀬 遊(Yu Momose)
Birthday:01/28
Blood type: B
Sex:F

●がタイトルにつく場合ブログ、
*がタイトルにつく場合が小説です。

◆初期小説は、書き下ろしのノンフィクションを載せています。
※カテゴリ別に読んで頂ければ、多少なりわかりやすく表示されると思います。
※表記の多い、自傷、ドラッグ、売春はすでに卒業しています。
ドラッグと売春は犯罪ですので、(今更ですが)やっちゃダメな事です。
自傷は犯罪じゃないみたいですが、周りの人が痛いのであまりお勧めできません。
◆09年8月以降、フィクションを増やしていく予定です。
ノンフィクションの場合は題名に表記します。

※著作権・肖像権の侵害、あるいは転載などは禁止とさせていただきますので、よろしくお願いします。

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