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*ダリア*
 今朝早くから風が強くて、表の楠がざわざわと音を立てる。
 あたしは暖かな布団にくるまりながら、その梢が奏でる音を聴いている。

 夏の日の夕暮れ、あたしは通路に椅子を持ち出して、香取線香をたく。
 角部屋なので、突き当りの通路は自由に使えるのだ。
 椅子に座って、本を読む。楠の木陰で、ビールを飲みながら。

 緑の梢はちょうど日除けパラソルのように、あたしの上に影を作ってくれる。

 不意に、パーカーのポケットに入れた携帯電話が鳴り響く。あたしは本にしおりを挟んで、通話ボタンを押す。
 『もしもし?ユウ?久し振り、元気?』
 その声を聞いただけで、あたしの心臓はばくばくと音を立てる。
 『…びっくりした。あたしは元気だよ。アオは?』
 『俺も元気。あのさぁ、明日の夜、ちょっと出て来られない?地元で花火大会するんだ。良かったらおいでよ。』
 『何で?家族と一緒に行けばいいじゃない。』
 彼はちょっと黙ってから、俺、離婚したから、と明るく云って笑った。
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[2009/04/29 02:00] | 小説―midium | コメント(8) |
*世界の終わり*
 空は、不気味な色をしていた。東の空には分厚く灰色の雲が立ち込めているのに、西の空からは夕日が赤々と照っている。
 東の空の雲は赤く染められて、そのせいか、景色まで赤く染まって見えた。
 ―――丸で、世界の終りみたいだ。
 あたしは真っ赤な街の中を歩きながら想う。ギプスを嵌められた右腕にちくりとした痛みが走る。

 この侭、世界が終ったっていいのにな。そうすれば、苦しい事も切ない事もみんな一緒に終わってくれるのに。
 あたしは手首に嵌められたギプスを眺めながら、彼がこの事を知ったら、きっと別れ話になるだろうな、と考えた。
 なにしろ、三十針も縫ったのだ。今までの浅い傷とはわけが違う。
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[2009/04/29 00:29] | 小説―ultra heavy | コメント(6) |
●猿島に行ってきます●
明日、明後日と小旅行に出かけてきます。
場所は浦賀、観音埼からフェリーで猿島へ。
(東京湾唯一の自然島)
皆様の『日帰りでいいじゃ~ん…』の声をよそに、泊まりがけで遊び倒して参ります。

と、いうわけで、明日明後日は小説お休みです。
ネタいっぱい仕入れてきますね★
[2009/04/28 19:40] | ブログ | コメント(4) |
*黒蝶*
 息がつまりそうな、コンクリート打ちっぱなしの部屋に彼は住んでいた。
 高い天井の近くにある、明り取り用の窓しか無い、無機質な部屋。天井の隅には、大きな蜘蛛が巣を張っていて、獲物を待ち構えている。
 壁に立てかけられた板にはなぜか、ヴェネチアのカーニバルに使えそうな豪華なマスクが引っ掛けられていて、鉄パイプの家具で統一された部屋の中ではそれだけが浮いて見えた。

 此処にこうして居ると、監獄に閉じ込められたような気持になってくる。だんだん、息苦しさと圧迫感を感じてくる。
 『…冷たい部屋だね。』
 あたしがそう云うと、彼は、わざとそうしたんだよ、と云ってベッドに身を投げ出した。
 ベッドを支える鉄パイプが軋んで、耳障りな音をたてた。


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[2009/04/28 17:20] | 小説―heavy | コメント(2) |
*ヒペリカム*
 切り立った断崖の麓で、あたしは彼を見つける。彼は首だけの姿になっていて、もうその瞼を開く事も無い。
 半開きの口元から、細く、ハープのような音色が聞こえてくる。
 これは何。何の曲を歌っているの。
 断崖は緩やかに西に向かって低くなり、その頂上にはヒペリカムの群生が見事な金色の花を咲かせている。
 彼の首は歌い続ける。ひっそりと、人間の声ではない音で。
 とてもやさしい音楽を―――そこで目が覚めた。


 あたしはリーフ柄のベッドカバーを引き寄せて、寝返りを打つ。先週まで、隣にあった彼の寝顔はもう無い。
 テーブルの上に置いた水差しからグラスに水を注いで飲む。ひどく気分が悪かった。
 遮光カーテンから差し込む光がまぶしい。あたしはゆっくりとカーテンを開け、それから窓を開いた。
 部屋の中に、光と風が入ってくる。
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[2009/04/28 00:49] | 小説―midium | コメント(4) |
*コデマリ*
 闇はあたしの姿を薄めてくれるから好き。カーテンのように降り注ぐ夜の雨はあたしの事を消してしまうから好き。 
 いつも踏みながら歩く道路の白線は水浸しで、くぼみに出来た水溜りを踏む足音が、夜の道に響いた。
 見慣れた自動販売機の灯りが、もう少しで家だよ、と教えてくれる。
 歩きづらい踏切を越え、あたしは雨に濡れた小手鞠の花の下を歩く。
 ―――ずっと、この道を一緒に帰れるものだと思っていた。
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[2009/04/27 04:46] | 小説―midium | コメント(8) |
*云えなかった事を*
 アリサがロンドン土産に買ってきてくれたものは、薄桃色の紙に包まれていた。
 くしゃくしゃと巻かれたその髪を剥がすと、ピンク色のテディベアと一緒にスパンコールがたくさん飛び出してきた。粋なラッピングだなぁ、とあたしは嬉しくなった。

 アリサとは勤め先のキャバクラで知り合った。
 そのキャバクラは、キャストの女の子たちに実に下品な制服を着せていた。薄っぺらなピンク色のサテン地でできた安っぽいチャイナ服。チャイナカラーなのに大きく開いた胸元、脚の付け根ギリギリまでのスリット。
 不思議な事に、アリサはこの制服がとびきり似あう女の子だった。
 安っぽさがお似合いなのではなく、どんな服でもお洒落に着こなせる、彼女が着れば何でも可愛らしく見える、そういうオーラを持った女の子だった。
 小柄なベビーフェイスで、おまけにとても胸が大きかった。彼女は長い髪をイエローオーカーに染めて垂らしている。
 客もキャストも、誰もが彼女を好いていたし、あたしもアリサの事は好きだった。
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[2009/04/27 00:06] | 小説―heavy | コメント(4) |
●呑むと、眠れない●
みなさんおはようございます。。。て、一睡もしておりません(笑)。
標識
これから多分寝ちゃうんだろうな。
昨日はウォッカを5杯くらい飲んだ。その前にビール2本。。。
典型的な『ざる』。帰ってからもミョ~に目が冴えて、小説を書いて一晩過ごしましたとさ。
ああ、でもこれから多分寝ちゃうんだろうな。
先に後悔しておこう(笑)。今日も一日潰す予定です、すみません、と。。。
[2009/04/26 06:10] | ブログ | コメント(4) |
*存在*
蠍酒
氷の塔は見る間にからからと音を立てて崩れて行く。
一度溶けたらもう戻れないのに、水の温度に負けて崩れて行く。
冷やされた液体はあたしの喉を通過して、この体の中を熱くする。
それじゃあ、何のために氷の塔は築かれたのだろう。
それじゃあ、何のために氷の塔は崩されたのだろう。
[2009/04/26 05:27] | 随筆―smoking room | コメント(2) |
*眠りに寄せて*
 (e_fyuさんへ。)

 ―――愛してくれ、と彼は云った。
 愛してくれ愛してくれ愛してくれ、お願いだから僕の事を愛してくれ、とあたしに縋って哀願した。
 あたしの事を愛玩する彼はあたしに、愛してくれと云う。

 羽毛布団の表地を鋏で切り裂きながら、あたしは一人でうずくまる。
 抱えた頭に、彼の叫びに似た声が響く―――愛してくれ。


 白い羽根が舞い散る部屋で、あたしは胎児のように丸くなって眠る。
 部屋には鍵をかけた。誰もあたしの部屋に入って来られないように。


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[2009/04/26 05:00] | 小説―heavy | コメント(6) |
*タイガーリリー*
 雨の日の電車の中は、廃れた工場のにおいがする。鉄錆とゴムの混ざったようなにおい。
 あたしはイヤフォンから流れる音楽を聴きながら、座席の隅に腰かけている。この場所は手すりに濡れた傘を引っ掛けられるから好きだ。
 停車駅で、開け放された扉から吹き込んでくる風に身震いする。もう桜も散ったと云うのに、今日はとても寒い。
 動き出した電車の窓を、街中の光がスピードを上げながら通り抜けて行く。

 あたしは人を待たせていた。池袋に、午後六時の約束で。
 それなのに、仕事が圧して結局六時過ぎに電車に乗ることになった。
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[2009/04/26 01:26] | 小説―midium | コメント(4) |
*クレマチス*
 あなたが辿った軌跡を目印に、あたしも同じ道へ進もうと思った。
 それはあなたがあまりにも高潔な志を持って仕事をしていて、あたしにははっきりとそれが見え、心の髄からあなたに憧れたから。
 少しでもあなたに近付きたくて、あたしはこの仕事を始めた。

 葬儀専門の花仕事は過酷だ。慣れるまでに、随分と時間がかかった。
 大安と友引以外の日はいつもご遺体の安置された斎場の一室で花を活ける。
 壇上にビニールシートと黒いサテンの布を敷き、その上にスタンドを立てて行く。 
 そして、事前に店で作っておいた飾り花をスタンドの上に置いて行き、花壇を組みあげる。
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[2009/04/25 13:24] | 小説―midium | コメント(6) |
*さよならの日*
※この物語は、「*父の失踪*」、「*青い湖*」の後日談になります。家族の離散を描いた物語です。

 引っ越しの準備が終わらない、と母が電話で泣きついてきたのは八月初めの事だった。
 ついに、家族が終わる時がやってくるのだ。母と姉は、諏訪よりももっと田舎にある山村の古民家に移り住む。家の代金は、父が出した。
 父は自分が定年退職したら、この家を売って、自分も同じ古民家に暮らせるなどと子供じみた夢を見ていた。
 もっとも母は母で、手切れ金代わりよ、と嘯いていたけれど、まんざら虚勢を張っているようではなかった。

 あたしは四万温泉で薬を抜いた後、東京へ戻り、恋人と暮らし始めて七ヵ月になる。
 情緒もだいぶ安定してきて、リストカットの回数も激減した。ただ、タトゥの数は増えて行ったけれど。

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[2009/04/24 21:19] | 小説―ultra heavy | コメント(0) |
●忙しいのか、そうでないのか。●
 皆様こんばんわ☆今日も、サツキが綺麗です。
躑躅
 さて。1日に多い時で3~4本も小説を書いてしまう自分ですが、決してヒマなわけではありません(苦笑)。
 ちゃんとお仕事行って(アルバイト・パートタイマーだけど)、その合間合間に書いております。

 今日は自分で自分にダメ出しした「*父の失踪*」の続編まで書いてしまいますた。。。
 今のところ設定しているカテゴリ、ライト、ミディアム、へヴィ、ウルトラヘヴィの本数をまんべんなく作って行こうと思っていますので、頭の切り替えが大変で(笑)。
 暗く重たい話を書いた後、出来るだけライトな話を書く。
 この辺の豹変(韻踏んじゃった)、自分ではエライと思う(ばか)。。。

 読んでくれる人、コメントをくれる人がいてくれるからこそ、今日も頑張っていっぱい書くぞ~☆っていう気持ちになれるのです。
 
 皆様どうもありがとう^^*
[2009/04/24 21:10] | ブログ | コメント(0) |
*浴槽*
 雨に濡れたまま歩き続けて、ようやく彼の部屋に辿り着いた。
 狭い玄関で靴を脱ぎ、スカートのすそから滴る水滴も気にせずに廊下を歩く。
 ひたひたと、冷たい床にあたしの足跡がつく。
 部屋に入ると、彼は留守だった。不用心にも、鍵は開けたまま。
 『別に、盗られるモンなんて何も無いから。』
 それが彼の云い分だけれど、普通に盗られる金品は無くても警察が入って来たら困るようなものはたくさんある。
 だから普段からしつこく鍵を閉めてって云ってるのに。あたしは一人溜息をつく。


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[2009/04/24 19:45] | 小説―heavy | コメント(6) |
*カテゴライズ*
鎖
 新品の鎖は頑丈で、とても引き千切れそうにない。
 ひとまとめにされた私たちの肉体は脆くて、この鎖から無理に抜け出そうとすれば自分の体が壊れてしまう。
 まとめられて、区分されて、棄てられる事もなく置き去りにされて、雨ざらしになっている。
 
 使いものにならないなら、こうして錆びてしまう前にリサイクルしてくれれば良かったのに。
 私たちはいつまで、ここで動けないまましんと佇んでいなければならないのだろう。
[2009/04/24 13:06] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
*青い湖*
※「*父の失踪*」の続編です。薬物中毒から少し立ち直るまでの湯治の日々物語。


 此処には、温泉と雪景色以外の何も無い。
 ひなびた旅館で出される食事は不味くて、冷めていて、刑務所で出される食事ってこんな感じなのかな、とあたしは思った。
 本当は食べたくなかったけれど、あたしは食べた。生きるために。薬物依存から早く抜け出す為に。

 四万温泉郷の一番奥にある旅館に客はまばらだった。交通の便も悪く、車でしか来られないような場所だ。だからこそ、秘湯を好む人々はもっと下の方にある温泉街の老舗旅館に湯治に来たりしていた。

 
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[2009/04/24 11:39] | 小説―ultra heavy | コメント(6) |
*カトレア*
 どうしてこの花はこんなに頭が大きいんだろう。
 細い茎のてっぺんに、中世の貴婦人が乗っかっているみたい。
 あたしはカトレアが好きじゃない。あの派手でちぐはぐな色合いといい、ひだの寄った花びらと云い、どうしても好きになれないのだ。
 何より、とてもシンプルな茎に大きすぎるあの花が乗っているのはあまりに不釣り合いだ。

 あたしはもうあなたの元へは戻りません。
 その覚悟で、今日あなたの部屋からあたしの荷物全てを運び出しました。まるで夜逃げのように。
 唯一気がかりなのは一緒に暮らしていたネコ。別れるのは寂しいけれど、どうせ一年そこそこの付き合いだったものね。


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[2009/04/24 02:31] | 小説―midium | コメント(4) |
●目が痛いッス!●
 お散歩の途中でみかけたポピー。
ケシ(鑑賞用)
 錆びた鉄板と、アスファルトから生えている根性とのコントラストが良い☆

 さて。私は今日も元気です。PC疲れで目が痛いけれど…。
 宣言通りプリンターを買ってきたので、今まで放置していたものをどっさり印刷し、大満足。

 でも、さっき公募ガイドで4月末締め切りのノンフィクション募集(300枚)を見つけちゃったんです。
 それで、『*父の失踪*』というモロ・ノンフィクションを書いてみました。
 でも痛すぎですね。前置きで『イタイ話です…』と書いてから書き始めたはいいものの、書き終わってUPして一時間して読み返して、『これはちょっと。。。』と自分で凹んでおります^^;
 もうちょっと短編修行してからですね、ただでさえ長編へたくそちゃん+忘れる病なので(笑)。
[2009/04/23 20:53] | ブログ | コメント(4) |
*父の失踪*
※本当にイタイ話なので、ごめんなさい、自己責任で(?)読んで下さい。

 『探さないでください』
 母の携帯電話に送られてきた、たった一行のメール。添付されていたのは、青木ヶ原と思しき樹海の写真。
 そんなメールが何度も何度も母に送られてきて、母はすっかり携帯電話恐怖症になってしまった。

 父が車ごと失踪してしまってから、一体何日経ったのだろう。
 処方薬の、強烈な精神安定剤でべろんべろんになってしまったあたしには時間の感覚が無い。
 ―――いっそあの人がこの世からいなくなってしまったらどんなに楽だろう。
 でも、あたしにはわかっていた。父には自殺なんてする度胸は無いと。

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[2009/04/23 19:34] | 小説―ultra heavy | コメント(2) |
*空に落ちる夢*
青空と鉄条網
 屋上にある、この錆びた鉄条網は何の役目も果たさない。
 棘の部分はすっかり赤茶けて丸くなっているし、少し力を入れれば千切れてしまいそうに脆い。

 あたしは幾度となく、ここから飛び降りる夢を見ていた。
 飛び降りる夢、と云っても所詮夢は夢で、地面に叩きつけられる前に目覚めるのだけれど。
 何故、飛び降りる夢を見るのか、それはわからない。
 死にたいと思っていない時に限って、その現象は起こるのだ。唐突に、前触れもなく。
 
 夢の中で、この錆びれた鉄条網を破って空に落ちる時、あたしはいつも思う。
 『うつし世の夢は幻、夜に見る夢こそ真。』
[2009/04/23 17:44] | 随筆―smoking room | コメント(0) |
*標本*
 カーテン越しに薄日が差す部屋で、彼女は椅子に座って本を読んでいる。
 『どうしてカーテンを開けないの?こんなにいい天気なのに。』
 彼女は本から顔をあげて、
 『日に焼けるのが厭なの。』
 と、云って長い睫毛を伏せた。

 彼女が日に焼けるのを嫌がっているのは自分自身の肌ではなく、
 何も無い壁にたった一枚だけ飾られたモルフォの標本だ。

 『さなぎから孵って、一ヵ月しか生きないの。だけど、毒があるから鳥に食べられる事も無い。』
 彼女はそう云って、本のページを繰った。
 『…花の蜜を吸わない蝶。腐った果実や動物の死骸を食べる蝶。』
 けれどその生態に相反して、モルフォの羽は美しいシアンブルーの光沢を放っていた。
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[2009/04/23 06:45] | 小説―light | コメント(0) |
*ブラックチェリー*
 お腹が空いて、目が覚めた。
 あたしはキッチンの棚からブラックチェリーの缶詰を出し、缶切りを使ってあけた。
 左利きのあたしは缶切りが上手く使えない。がたがたとテーブルを揺らしながら、ゆっくりと缶を開けて行く。
 ブラックチェリーは赤い血のようなシロップにどっぷり漬かっていて、あたしはそれを五つ食べた後、缶の蓋を閉じてシンクの横に置いた。
 缶詰は、開けたら他の容器に移さないと缶のにおいが食材についてしまう。
 だけど彼の部屋のどこを見渡してもそんな気の利いた器なんて無かったし、どうせ見た目もグロテスクなブラックチェリーの缶詰なんて、多少鉄のにおいがついても気にならない、と思った。

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[2009/04/22 19:45] | 小説―heavy | コメント(2) |
●休日ハッピー●
皆様こんにちは。
今日の私はちょっとHAPPYです=休日+晴れ。
雨の日は仕事がいい(お客さんがあまり来ないから、作業に集中できる&ヒマ・笑)
でもやっぱりこれだけ気持ちよく晴れたら、仕事なんて仮病で休みたいくらい。
だから今日、休みで良かった!!

小説も2本書いたし、今日はお出かけする事にします^^
プリンターが壊れたのでプリンターを買いに。
後は適当にぶらぶらします♪
[2009/04/22 11:17] | ブログ | コメント(0) |
*ラナンキュラス*
 風に揺れる窓辺のラナンキュラスが、ぱらぱらと散っていく。
 真紅の花びらが風に乗って、この部屋に小さな花の嵐を起こす。

 あたしは散ってしまったラナンキュラスを花瓶から抜き取り、花鋏で茎を細かく切って捨てる。
 短い期間、人の目を楽しませる為だけに咲き続ける切り花。
 部屋の隅に溜まった花びらを集め、これもゴミ箱に捨てる。


 あなたの事が好きだったよ。
 でももうそこまで好きじゃなくなった。
 枯れて散ってしまったものに、もう愛でる価値は無いのと同じように。
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[2009/04/22 09:31] | 小説―midium | コメント(4) |
*何も無かった*
 ―――想えば、もう随分と昔の事でしょう、けれど私にはつい昨日の事のように想えるのです。
 こんなお話を聞きたいだなんて、ユウちゃんも物好きだこと。え、宿題。そうなの。まぁ。
 ああ、そうそう、すいみつがあったのよ。食べる?今、切って持ってくるから少し待っていて頂戴。

 ひぐらしの声を聞きながら、あたしは祖母の家の縁側で、ぱたぱたと団扇をあおいでいた。
 夕暮れ時の空は杏子色の雲を棚引かせて、だんだん暗くなっていく。
 蚊取線香の煙が、鼻につんとしみた。

 ―――さ、おあがり。さて、と。夏休みの宿題、でしたっけ。今時の学校の先生はおかしな宿題を出すのね。
 わざわざ、こんな年寄りに戦争のお話を聞いて来なさいだなんて。
 
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[2009/04/22 08:11] | 小説―light | コメント(0) |
*おねえちゃん*
 ユウ、ユウ、とお姉ちゃんがあたしを呼ぶ。
 あたしはお姉ちゃんの事をミノリちゃん、と呼ぶ。

 ミノリちゃんは産まれる時に三日間もお母さんの産道に詰まってしまって、それが原因で脳に異常をきたしてしまった。
 小さな頃は普通に歩けなかった。目も悪くて、泣き虫で、てんかんの発作をよく起こして、みんなに「知恵遅れ」とバカにされて。
 
 ミノリちゃんがお母さんの産道を広げておいてくれたおかげで、年子のあたしはたったの十五分でこの世に生まれてくることが出来た。

 『産まれかたに、性格が出るわよねぇ。ミノリはゆっくりした子、ユウはせっかちな子。』
 お母さんはそう云って、あたしたちを区別せずに育てた。
 ミノリちゃんに知的障がいがあっても、ユウと同じ普通学級へ。
 それは、ミノリちゃんが他の子に比べておっとりと優しい子だという事を、姑に散々なじられていたお母さんの意地のようにも思えた。
 『ミノリが知恵遅れに生まれついたのは、お前の業だ。うちの息子にそんな業など無い。お前のせいでミノリは頭が悪い娘になったんだ。』
 そう云われ続けて、お母さんは疲れ果てていた。その事で三時間も電話口で罵られ、ようやく電話が切れた後、お母さんはわっと泣き出して、玄関に飛び出し、傘立てにあった傘を片っ端から折った。
 あたしはお母さんがなぜそんなに傷ついていたのかわからなかったから、どうする事もできなくて自分まで傷ついた。

 ミノリちゃんと一緒の小学校に通った五年間は、あたしにとってつらい日々だった。
 ミノリちゃんは何も悪くない。悪いのは、ミノリちゃんをいじめたりからかったりする奴らだ。

 通学班の中では、ミノリちゃんが早く歩けないからって歩道橋の階段から突き落とした奴がいた。
 あたしたちは学校の規則を無視して、朝早くに二人で手を繋いで学校まで通った。
 クラスの中では、アルコールランプを怖がるミノリちゃんの脚に、その火種を押し付けた奴がいた。
 トイレの中に閉じ込められたりした時は、必ずあたしが助けに行った。
 いじめる側の子たちはみんなクラスの中では中心的な存在で、彼らがミノリちゃんをいじめ出すと、そのクラスの子がそっと教えに来てくれる、といった感じだ。
 あたしはいつも上級生相手にケンカばかりしていた。

 何も知らないお母さんは云った。
 『本当に、ミノリは優しくて手がかからない、ユウはおてんばで大変だわ。』
 お母さんはミノリちゃんが中学校に進学するときにあたしに訊いた。
 『ミノリがユウと同じ中学に行くのと、ユウと離れて少し遠い特殊学級に行くのとどっちがいい?』
 あたしは迷わず、ミノリちゃんを特殊学級にやって、と云った。
 それを聞いたお母さんは顔をしかめて、ユウは冷たいわね、と云った。
 
 あたしはそれまで、ミノリちゃんが虐められていた事や、そのたびに自分が助けに行った事、その事に疲れきっている事など一度もお母さんに相談しなかった。

 ―――ユウは冷たいわね。
 何も知らないお母さん。あたしがミノリちゃんの事でどれだけ学校生活の時間を割いたか、どれだけ心を痛めたか、何も知らない。
 女の子らしくなってきたあたしの体に、酔っ払ったお父さんが何をしたかも知らない。

 あたしはそんなとき、自分の腕に爪を立てたり噛みついてあざを残したりしてきた。
 カッターナイフと云う道具に出会うまで、自分の爪や歯で自分を痛めつけてきた。

 今でもこうして思い返すだけで血を吐きそうになる、幼い思い出。

 二十歳を過ぎたあたしが完全に壊れるまで、お母さんは何も知らなかった。
 ミノリちゃんといえば無邪気なもので、ユウ、具合でも悪いの?ミノリも酔っ払ったお父さんの事好きじゃない、などと云いながらあたしの事を気遣ってくれた。
 でも、ミノリちゃんもお母さんも、何も悪くない。
 あたしがひとりで背負って立つと決めたからには、最後まで崩れないでいなきゃならなかったのだから、耐えきれなかったあたしが悪い。


 今年ミノリちゃんは三十歳になる。
 どこからどう見ても、十代にしか見えないミノリちゃん。
 毎年、夫あてにミノリちゃんから年賀状が届く。
 結婚する前から、一緒に暮らしだした年からずっと。
 筆圧の強い、漢字半分ひらがな半分の同じ一行が、毎年心にしみる。

 【明けまして、おめでとう。今年もユウをよろしくね。】

 今年も「自分を」よろしく、ではなく、今年も「妹を」よろしく、というやさしいやわらかい言葉にあたしは、 ああミノリちゃんはあたしのお姉ちゃんなのだな、と感じる。

 あたしはお姉ちゃんを守っているつもりで、本当はお姉ちゃんに守られてきたのだ。
[2009/04/21 02:59] | 小説―light | コメント(2) |
●こんなにも饒舌なのに●
 小説を書くとなれば、こんなにも容易く言葉の海に沈んで行くのに、
 ブログで自分の事を書こうとするとたちまち干上がった俎上の魚。

 『ブログでは、私の現在を…』と云っておきながら、
 現在何してるかって、、、毛玉だらけのスウェットの上下、猫を膝に置きながらぼんやり煙草をふかしている自分、だらしない(笑)。

 今日はシャンプーとコーヒーとお香を買ってきました。
 なんて、そのくらいしか書く事が無くて、
 …う~。。。ドラマチックでも何でもない日常。
 明日になれば、今日と云う日が過去になって、小説として書けちゃったりするのかもしれません。

 短い。。。けれど、これ以上何も書けないや(笑)!
[2009/04/20 22:38] | ブログ | コメント(4) |
*シメコロシノキ*
 脈動する幹に締め上げられて、彼はゆっくりと腐り、やがて樹の養分になる。
 蒸し暑い熱帯雨林の中、彼は絞め殺しの木に包まれて、身動きが取れなくなってしまった。
 足元にはきらきらと光る水晶の群生が一面に広がっていて、まだかろうじて動ける体もこの樹からのがれた所で串刺しになるだけだ。
 さっきまで、あたしは暗い洞窟の中に居た。たった一人で、自分が何者かもわからずに。
 遥か彼方に見える光だけを目指して、洞窟の中を進んだ。足元は悪く、裸足の足から生温い血が流れているのがわかった。
 そして、洞窟を出た所で絞め殺しの木に捕まった彼を見た。

 彼は本当は生き続けたかったのに、気がついたらもう身動きが取れなくなっていた。


 電車がホームに入ってくるとき、あたしは必ず片足を軽く後ろに引いてホームの床を踏みしめる。
 いつ、誰があたしの背中を押してホームに突き落とすかわからないからだ。
 背後ではいかにもおつむのネジがユルそうなカップルが、べったりとひっつきながらキスし続けている。
 あたしはそれを軽く流して、ドアの開いた電車に乗り込む。

 あたしの脳は必死にクスリを求めていた。手が震える。頭の中が虹色のフラッシュバックでいっぱいになる。
 早く、早く。その渇望は悲鳴に変わり、あたしの頭の中で鳴り響く。
 電車の中に居るのに、踏切の音が頭の中で鳴り響く。
 震える指で、携帯電話の通話ボタンを押す。電車の中は空いているからちょっとくらい話をしても大丈夫だろう。
 五回目の呼び出し音の後、彼の気だるそうな声が聞こえてくる。―――もしもし。誰。
 『…あたし。今大丈夫?』
 あたしは口元を隠すよう覆って話す。
 『大久保まで迎えに来て。十分後。お願い。気分が悪くて独りじゃ帰れそうにない。』
 ―――了解。何か必要な物、ある?
 『…メールするから。』
 電話を切った後、あたしは力の抜けて行く指先で、×、と一文字だけのメールを彼に送る。

 改札横の柱の陰で、ミネラルウォーターと半分に割ったエクスタシーの錠剤を飲むあたしの背中をさすりながら、彼は溜息をついた。
 『ユウ。聴いてる?俺の声、聞こえてる?』
 あたしは力なく頷く。駅員が寄ってきて、御気分でも悪いのですか、と尋ねてくれたけれど、彼は、今、薬飲ませましたから大丈夫です、と答えた。
 『…薬、……クスリ違いでしょ。』
 あたしは思わず笑いながら云う。冷汗が額を伝って流れ落ちた。彼は手の甲であたしの冷や汗を拭いながら、つられて笑う。
 『歩けるか?』
 『…歩けなかったらどうするの?』
 『放置する。嘘、背負ってくよ。お前をこうしちゃったのは俺だから。』

 彼に支えられながら歩いて、あたしたちの住む廃ビルの三階まで上る。ソファに寝転がると、ようやくクスリが効いてきて、あたしは寝転んだままブーツの紐を解く。
 『さっきタトゥOKのスパに行って汗を流してきたのに、これじゃ台無し。』
 そう云って、煙草を咥える。彼が差し出したライターの火でゆっくりと煙を吸い込みながら、あたしは自分が生き延びた事を感じた。さっきは死ぬかと思った。
 『…ありがとう、迎えに来てくれて。』
 彼は自分の煙草にも火を点けて、いいよ、と呟いた。
 青白い肌にはっきりとした目鼻立ちの彼は、煙草を吸っている時の横顔が一番綺麗だ。

 『…ユウさ、もうクスリやめとけよ。俺みたいになったら終わりだよ。』
 いつになくはっきりとした云い方だった。彼は続けて云った。
 『今なら、引き返せるんだよ。まだ大丈夫。自分ち帰って、ガッコに戻ればいい。』
 『そんなのいや。あたしはあなたの傍に居る。』
 彼は目を瞑って、暫く考え込んだ。長く伸びた煙草の灰が、床に落ちた。
 彼の沈黙はとても長い時間に感じられた。あたしはエクスタシーの作用で少し眩く見える外の景色に見惚れていた。

 『……じゃ、さ。クスリだけでも減らせ。頼むから、これ以上先には行くな。』
 あたしは彼の方へ振り向いた。
 『あたしの事、そんなに大事なんだ?じゃ、あなたも一緒にクスリ止めてくれる?』
 『俺はもう無理。戻れない。お前、俺が一日に何本ポンプ打ってるかわかるだろ?止めても止めなくても、俺はもう廃人寸前だから。』
 お前が納得できてもできなくても、俺はもう戻れない。何度も言わせるな。
 そう云って彼は、あたしの隣に腰かけて肩を抱き寄せた。
 『着替えろ。服が冷たい。』
 あたしは床に自分の服を脱ぎ散らかして、彼の大きなTシャツを着た。袖が長くて、ぶかぶかなTシャツはほのかに病院のにおいがした。

 彼の隣へ戻り、悪戯にピアスだらけの耳朶を軽く噛む。そして耳元で囁く。
 『…わかった。もうこれ以上クスリはやらない。出来るだけ減らす。約束する。』
 だから、あなたも出来るだけ長く傍に居て。
 優しくしなくたっていいし、八つ当たりしたっていいから、だから出来るだけポンプの量減らして。
 彼はあたしの頭をくしゃくしゃと撫でて、

 お前に会えて良かったよ、

 とだけ云って優しく笑った。



 あたしは洞窟を出た所で、絞め殺しの木に捕まった彼を見た。
 彼は本当は生き続けたかったのに、気がついたらもう身動きが取れなくなっていた。


(この物語は「*ナイフ*」、「*熱帯*」とリンクしています。)
[2009/04/20 19:52] | 小説―heavy | コメント(0) |
*枯葉*
 『愛している』と何度うそをついた事だろう。それこそ、数えきれないほどの人や物に。
 ―――あたしは、あたしの世界と自分自身しか愛した事が無いし、それ以外のものにはすべて一線を画してきた。
 大切なものはたくさんあるけれど、それを愛しているかって訊かれたら、そうやすやすと『愛している』なんて云えない。
 嫌いなものはたくさんあって、でもそれが愛情の裏返しかもしれないって考えたら、そう簡単に『大嫌い』なんて云えない。


 『君は頭が良すぎるんだよ。だから、考えている事に言葉もタイピングも追いつかない。』
 あたしの書いた小説の草稿を読みながら、彼はそう云って煙草の煙を天井に向けて吐き出した。
 少し肌寒い、曇り空の日だった。
 あたしは窓辺に揺れるゼラニウムのコンテナを見つめながら、正直何と答えていいか分からずに硬い椅子に座っていた。
 ―――違う。あたしは本当に頭の悪い子なの。視野が狭いし、妄想半分で生き続ける事しかできないの。現実の世界では浮いてしまうの。だから、本当は小説を書く事も嫌いだし、それを書いている自分も大嫌いなの。
 頭の中で自分が囁く。知ったかぶりしないで。こんな数枚の原稿だけで、あなたにあたしの何が解るというの。
 彼は話し続けた。
 『何も考えないで、大体三十分くらいでこの程度の原稿を書き上げると云ったね。それにしては辻褄が合っているし、まとまりがある。それは才能だよ。俺としては、此処をもう少し広げたらいいんじゃないか、とか、此処をもっと深く、とか思う所もあるけれど。』
 あたしは黙って紅茶を啜った。
 『本当に、小一時間でこれだけのクオリティのものが書けるなら、その才能はもっと磨いた方がいい。君は、作家になるつもりはあるのか?』
 『…わかりません。だけど、あたしに出来る事と云ったらこの位しかないから。』
 『駄目だよ。もっと明確に意思を持たないと。自分はこれで食っていく、と思って、もう少しだけ読者に媚びる、と云ったらおかしな喩えになるけれど、読者を楽しませられるようなものを書いてみたら。』
 このままでは君の才能がもったいない。そう云って、大学教授の彼はあたしに原稿を帰して寄越した。

 一時間後、あたしはバス停で携帯電話のメール機能を使いながら、性懲りもなく小説を打っていた。
 親指一本だけでは追いつかない。追いつかないほどの情報があたしの頭の中に流れている。
 それが、騒音やクラクションの中で徐々にかき消されて行く。

 ―――あたしが想っている事をきちんと形にして残したいのに。
 どうして目まぐるしく変化する世界はそれを許してくれないんだろう。
 あたしは自分自身の散漫な集中力を呪う。
 誰かが大声で喋りながら通り過ぎれば、携帯の画面からふっと顔を上げて聞き耳を立ててしまい、その瞬間に、たった今書こうとしていた事をすっかり忘れてしまう。
 制服のスカートから伸びた素足に風邪を冷たく感じ、あたしはコートを掻き寄せて、少し身を縮める。
 季節の変わり目はあまり好きじゃない。けれど、それを嫌いかと問われれば、あたしはわからない、としか答えようがない。

 ―――君ハ頭ガ良過ギルンダヨ。
 ふと軽いめまいを感じて、あたしは悴んだ指で目頭を押さえる。
 そう云えば、昨日もちゃんと眠っていない。睡眠薬は飲んだのに、眠りにつく事ができなくて、一晩中色々ととりとめのない事を考えていた。
 眠っているか起きているかもわからない中で、夢か現実かもわからない世界の中で。

 銀杏並木の下、枯葉が黄金色の絨毯を作っていた。
 あたしはバスを待ちながら、こうして一つの物語を描きあげる。
 どうでもいい世界の中で。
 そうでもいい世界を愛している、大嫌い、と叫ぶように綴りながら、いい加減に物語を作り上げる。
 強まってきた風に、枯葉は足元をからからと音を鳴らしながら舞い上がる。あたしはこんな光景が好きだ。
 それでも、この一瞬の光景を愛しているかどうかと尋ねられたら、わからない、としか答えられない。

 あたしは、あたしがわからない。

 薄暗くなってきたバス停に、やっと一台のバスが到着する。
 あたしは携帯電話をたたんで、バスに乗り込む。
[2009/04/20 17:38] | 小説―midium | コメント(4) |
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*My Blue Heaven*


私の記憶の中から、思い出せる限りの事を『小説・文学』カテゴリに。   私の現在を、『ブログ』カテゴリに。

プロフィール

遊

Author:遊
Name:百瀬 遊(Yu Momose)
Birthday:01/28
Blood type: B
Sex:F

●がタイトルにつく場合ブログ、
*がタイトルにつく場合が小説です。

◆初期小説は、書き下ろしのノンフィクションを載せています。
※カテゴリ別に読んで頂ければ、多少なりわかりやすく表示されると思います。
※表記の多い、自傷、ドラッグ、売春はすでに卒業しています。
ドラッグと売春は犯罪ですので、(今更ですが)やっちゃダメな事です。
自傷は犯罪じゃないみたいですが、周りの人が痛いのであまりお勧めできません。
◆09年8月以降、フィクションを増やしていく予定です。
ノンフィクションの場合は題名に表記します。

※著作権・肖像権の侵害、あるいは転載などは禁止とさせていただきますので、よろしくお願いします。

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